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サドルソープは本当に良いメンテナンス用品なのか?|シャンボードで実験

12 / 05 , 2013  【maintenance
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サドルソープ失敗1

サドルソープ失敗写真1

サドルソープは本当に必要なのか?

ワタクシが所有するサドルソープの輸入販売を行っている会社のHPにこんなことが書いてありました。

サドルソープはこんな時にご使用下さい。

1. 雨でシミができてしまった時や革靴の表面に白い粉が吹き出てきた時。

M.モゥブレィ サドルソープの使用方法|株式会社アールアンドデー

や使用方法に従ってサドルソープを使った結果、白い粉が吹き出てきたんですが・・。

サドルソープ失敗写真2

サドルソープ失敗2

サドルソープ失敗写真3

サドルソープ失敗3

サドルソープ失敗写真4

サドルソープ失敗4

べじたん

  • サドルソープの由来

    定期的にサドルソープを使うと、吟面は硬くなり、色が濃くなり、ひび割れる。また、汚れが革の中により深く入るので、汚れ、石鹸および過剰な油脂で吟面がふさがれる。
  • サドルソープの真実-100年間だまされていた?

    サドルソープは、革をクリーニングするためではなく、製革工が革にオイルを入れるために開発された。今日では、サドルソープは時代遅れで役に立たない。

間違いなく今年一番履いたパラブーツ シャンボード ブラックをサドルソープを使わず丸洗いする

PC022436.png

[ 写真 ] 型崩れシャンボ1

見た目を繕う為にブラッシングこそ履く度にやっていましたが、一日履いたら一日以上休ませて、シューツリーを入れる。というしなければならないこともせず、数回履いたらディアマントで手入れ。
少し前なら当たり前にやっていたことをほとんどやらずに連日酷使。履かない日は休ませるというよりは脱ぎっぱなしの放置状態。

結果、見事なまでの型崩れシャンボになってしまいました。

PC022435.png

[ 写真 ] 型崩れシャンボ2

PC022439.png

[ 写真 ] 型崩れシャンボ3

PC022440.png

[ 写真 ] 型崩れシャンボ4

固形石鹸+40℃のお湯を使って丸洗い

皺が深く入り、革もフニャフニャ。このまま酷使し続けると間違いなくひび割れを起こす。

洗うことにしました。

靴の丸洗い=サドルソープというのがワタクシの中では当たり前になっていましたが、所有しているサドルソープは当然、他社のサドルソープすら使う気になれない。

固形石鹸を使って洗います。

(!--ここから写真無し--)

丸洗いの手順

  1. 洗面器に40℃くらいのお湯を入れて30分程度靴を浸ける
  2. 固形石鹸を泡立てて手で擦って洗う
  3. 再度、洗面器に40℃くらいのお湯を入れて30分程度靴を浸ける
  4. タオルで水分を拭き取り木製シューツリーを入れて乾燥させる(何度かシューツリーを入れ替える)
  5. 半乾き状態でディアマントを塗る
  6. 完全に乾いたら再度、ディアマントを塗ってブラッシング

(!--/ここから写真無し--)

連日の酷使で、蓄積しているであろう古いクリームや汗、汚れを綺麗にしたい。

水ではなくお湯を使うことで洗浄効果が高くなり、それだけである程度綺麗になることはわかっていました。
これまで何度か、60℃超の高温のお湯に浸けてからのサドルソープで丸洗いを行いましたが、シャンボードでソレをやってしまうとヒールのボンドが剥がれ、取れてしまう。そこで今回は40℃を使用しました。

40℃のお湯 + 固形石鹸での丸洗い。

結果をご覧ください。(マウスオンor画像タップでBefore&Afterで比較できます)

乾燥後の完成写真

シャンボード1

画像マウスオン or タップで洗う前の型崩れシャンボの写真に切り替わります

シャンボード2

画像マウスオン or タップで洗う前の型崩れシャンボの写真に切り替わります

シャンボード3

マウスを乗せると洗う前の型崩れシャンボの写真に切り替わります

シャンボード4

画像マウスオン or タップで洗う前の型崩れシャンボの写真に切り替わります

シャンボード5

「40℃のお湯」 + 「固形石鹸」で靴の丸洗い史上、最高の仕上がり

40℃という温度はソールが剥がれることなく、何度か塗り重ねたクリーム(ディアマント、サフィールの乳化性)が落ちるちょうどいい温度。間違いなく汚れも落ちてくれている(はず)。
石鹸を使ったからといって特にカサつくこともありませんでした。写真で見てもわかるほどにフニャフニャ&シワシワでしたが、ご覧の通りハリとコシが蘇りました。これまで何回も靴の丸洗いをしてきた中で、最高の仕上がりになりました。

要らないなぁ、サドルソープ。M.モゥブレィのサドルソープ。

みなさんはどう思いますか?


【靴の丸洗い その他の記事】

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12 / 05 , 2013
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Title : No title
 Posted by 通りすがり

初めまして、時々拝見させていただいてます。
革靴、ブーツの水洗い・湯洗いを施行した事があります。
サドルソープも使用した事もありますが特にトラブルの経験はありません。
ただ、特段にサドルソープをすすめる訳でなく、台所洗剤や洗濯洗剤でも問題ないのではと感じます。
良く聞くトラブル原因としてはすすぎ不足、スポンジ等で擦りすぎ、オイルアップのタイミングと量かと。
画像の白い粉は革に閉じ込められた塩分が吹き出たものでは?と感じます。
元々、革をなめす際に多々の薬品を使用してますからサドルソープの影響による革質の崩壊も考えにくいですし。
デリケートな皮革でなければ、躊躇はしないです。
件の博物館でのトラブルも安易に使用した博物館にも不信を感じますし、革製品を短いスパンで水洗いを繰り返せばトラブルは起きます。
革靴の場合はクリーム、オイル又は雨や多々の汚れや要因にさらされていますからサドルソープの成分に過剰に反応しなくても良いのではとの思いです。

まとまりのない長文で申し訳ありません。

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Title : 通りすがりさん >
 Posted by S

白い粉は塩分ではなくサドルソープの成分だと思っています。
写真の通り最も汗が染みにくいであろう部分中心に白くなっています。
お湯につけて革が柔らかくなったところでサドルソープを使い、その後すすぎを十分にしなかった為に革の奥まで浸透したサドルソープの成分が乾く過程で表面に出てきたのではないかと。
この考えが間違っていたとしてもサドルソープは今後使わないと思います。

コメントありがとうございました。またお願いします。

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Title : No title
 Posted by 別の通りすがり

はじめまして、いつも拝見しております。

靴の革の白くなった部分ですが、革を鞣す前の原皮を保存するときに、塩漬けにすることがあります。
この時塩分が染みこみすぎると、何かのきっかけでこのように白く塩を吹くときがあります。
革の塩吹きは汗の塩分由来のみではないようです。

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Title : 別の通りすがりさん >
 Posted by S

鞣す工程の前の保存の段階で使用された塩分

2名の方(共に通りすがり)がおっしゃられていると言うことは、やはりサドルソープの成分ではないということなのでしょうか。
炎上しては困りますのでサドルソープに関してはこれ以上触れないように致します。

貴重な情報ありがとうございました。
またお願いします。

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Title : はじめまして。
 Posted by ひろ

リンク先を拝読したところ、アルカリ性もあかんということみたいですね。
身近な中性洗剤ですと食器用洗剤ですが、
一度試してみたいところですね。

ところで、リムーバーを使用後、つま先にワックスを塗ったところ、所々にじむようになったのですが、下地作りが甘いんでしょうかね。

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Title : ひろさん >
 Posted by S

固形石鹸を使用したのは少し調子に乗った感があります。
お湯だけでも十分奇麗になると思います。食器用洗剤は・・・くれぐれも慎重に自己責任で実行されてください。

つま先にワックスの件
銀面が損傷してしまったのかもしれませんね。
詳しくないのでお近くのプロのシャイナーに相談されることをお勧めします。

コメントありがとうございました。またお願いします。

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