【裏技】伝線した「パンスト」が靴磨きの仕上げに最適|パンティストッキングの再利用【革靴】
[写真]再利用(靴磨きに利用)開始から5年経過後のパンスト
伝線したパンストの賢い再利用の仕方「靴磨き」
パンストの再利用について。
パンティストッキング略してパンスト。
女性の方には必需品でありながらも、一度伝線してしまうとその役割を終えてしまう。その寿命はかなり短いと聞きます。
contents
パンストを靴磨きで使うメリット
- 0円で手に入る(身近な人に貰える場合)
- 長い期間使い続けられる
- 高級靴磨きブラシと同じ効果が得られる(艶が出る)
- 靴磨きだけでなく革製品全般の手入れに使える
靴磨き(革製品のメンテナンス)の仕上げの工程で「パンスト」で行うことについてデメリットは特にありません。
0円で手に入る(身近な人に貰える場合)
役割を終えたパンストの様々な再利用方法が紹介されていますが、そのほとんどは掃除道具でほぼ使い捨て。(再利用なので使い捨てとは違う)
身近な女性、お母さんやおばあちゃん、彼女、奥さん。真剣に頼めば1足くらいは貰うことができるのではないかと思います。
長い期間使い続けられる
上の写真のパンストは、奥さん(当時は彼女)に貰ったものです。本来のパンストとしてどのぐらい活躍したのかは不明ですが、靴磨きの最後の仕上げ役を担ってから既に十数年が経過しています。パンストとして使用された期間を超えているのは間違ありません。今後も使い続けます。
使い方が簡単(パンストを丸めて撫でるだけで1万円の高級靴ブラシと同等の効果)
[写真]高級靴磨き用ブラシ(1万円)
使うタイミング(使い方)は靴磨きの工程でいう「最後の仕上げのツヤ出し」。 靴クリーム等を使って通常の手入れを行った後、ストッキングを丸めて革靴の表面を撫でる(優しく擦る)だけです。(※下の写真のように着なくなったTシャツを丸めてストッキングの中に入れると立体的になってさらに使いやすくなります。)
嘘だと思われるかもしれませんが、高級靴磨き山羊毛ブラシ(1万円/本)で行う仕上げの磨きと同じレベルで仕上がります(美しい艶が出る)。
[写真]Tシャツを入れると立体的になり使いやすくなる
革靴の艶は、ワックスやクリームの成分(蝋)を平らにすることで生まれます。パンストの柔らかい繊維は表面を傷つけることなく革靴の表面を平らにできます。
柔らかい「山羊の毛のブラシ」を使って仕上げるのも繊維の目が細かく柔らかい「パンスト」を使って仕上げるのも艶が出る仕組み(効果)は同じなのです。
「パンスト」VS「1万円高級靴ブラシ」比較
磨いてから数回履いたビルケンシュトックのサンダル(ボストン)。左側を高級靴磨き用ブラシ(江戸屋)、右側をパンストで磨いてみます。
磨いた後(ビルケンシュトック サンダル)
[写真]結果はどちらもほぼ同じ
結果はご覧の通り見分けがつかない仕上がりです。
比較動画|伝線した「パンスト」が靴磨きの仕上げに最適( Youtube動画)
革靴(靴磨き)だけでなく革製品全般の手入れに使えるパンスト磨き
革製品全般に使える「パンスト」
「パンスト」と「靴磨き用ブラシ」の使い分けとしては、
- じっくり「靴磨き」をする時 →「靴磨き用のブラシ」
- 「時間がない時」→ 素早く艶が出る「パンスト」
という使い分けをしています。「靴クリーム」や「ワックス」の成分が程よくストッキングに移っていっているので、使う度に簡単に艶が出るようになっていきます。
こうなってくるともう手放すことはできません。革靴だけでなく革ジャンや財布、バッグ、ベルト等、革製品全般に使えます。
伝線した「パンスト」が靴磨きの仕上げに最適 まとめ
[写真]時間が無い時はパンストでツヤ出し
お母さんやおばあちゃん、彼女や奥さん等、身近な女性に伝線したパンストをもらえないか聞いてみて下さい。もし貰えない場合はダイソーで購入してください。100円で購入できます。高級なストッキングである必要はありません。
パンティストッキング(パンスト)で靴磨きは本当におすすめです。
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