【メンテナンス】硬い革ジャンを柔らかくする方法「洗濯エイジング」とは|布のように柔らかいレザージャケット完成
硬い革ジャンを柔らかくする方法
購入後10年間、数回程しか着ていないカーコート。
着心地が良くないだけでなく、見た目にも馴染んでいないとわかる程革が硬い。
[写真]10年所有するカーコート
見た目、着心地ともに馴染ませるために、『 別冊Lightning Vol.130 P.62-Amazon 』 の方法にしたがって「洗濯エイジング」なるものをやってみた。
ライダース 「洗濯エイジング」の手順
浴槽にお湯を張りライダースを投入
人が入るのと同様の40度くらいのお湯を浴槽に1/3くらい入れて、革ジャンを投入。
完全に革にお湯がしみこむまでジャブジャブ革と戯れよう。十分に浸したら、水を絞って乾燥準備
その後、浴槽から革ジャンを取り出す。この際、水を含んでとんでもなく重くなってるので注意が必要。
革から滴り落ちる水が茶褐色になっているがきにしてはいけない。水を絞り、タオルで拭いて、準備完了直射日光を避け、干す
直射日光が当たらない風通しのいい場所で乾かす。
強い日差しで強制的に乾かすと、革が一気に縮む可能性があるので注意が必要だ。
干す際、革に変なクセをつけないようハンガーをタオルで巻くか、厚みがあり型崩れしにくい専用のハンガーを使用する。乾ききるちょっと手前で着てクセをつける
ここがポイント。
まだ濡れてるけど、これなら着ながら乾かしちゃおうかな?くらいの時に、袖を通し、腕を動かしたりして入念にクセ付けする。
腹部や襟のクセ付けを忘れるな!完全に乾かし、オイルを塗りこみ完成!
そしてもう一度脱ぎ、ハンガーに吊るして完全に乾かす。
このとき、革は自分のカタチにクセがついたまま油脂分が抜けてパリパリになってしまっているが、ここで焦ってはいけない。
乾ききった革に、オイルを存分に塗ってあげる。塗っては着て、塗っては着てを、2~3回繰り返して革をなじませる。
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洗濯エイジング実施後
洗濯エイジング実施後
全体的に柔らかくとはならなかったが、腕の曲げ伸ばし時にかかっていたストレスが一切なくなり、ハードに使い込んでいるかのような見た目になってくれた。革を柔らかくするポイントとしては【手順4】の「乾ききる前の濡れた(湿った)状態でクセを付ける」と【手順5】の「オイルを入れては着るを繰り返す」という2点。
【手順5】の後に使ったオイルは野球のグローブ用オイルの「ミズノ ストロングオイル-Amazon」。
硬いレザージャケットやライダースでお悩みの方は是非、洗濯エイジングを試してみてほしい。
> 続き「ミズノのグローブオイルを使って革ジャンを柔らかくする」を読む
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