【リペア】Levi's® LVC 50155-0116穿き込み 【番外編 ボロボロのリーバイス 66前期をヤフオク!で落札した】

ボロボロのリーバイス 66前期をセルフリペア 1
『 Repair 』 カテゴリ開設しました。
現在穿き込み中であるLVC 50155-0116を人生最後のジーパンにしようと思っていたが、55年モデルのレプリカである50155-0116と50年代に製造された非レプリカ、いわゆるオリジナルのヴィンテージ物の色落ちを比較してみたい。 密かにそんな思いを抱いていたワタクシは毎日のようにヤフオク!をチェックしていた。








しかし、語れる程のヴィンテージの知識があるわけではなく、オークションでの相場もわからない。おまけに穿くかどうかもわからないので低予算(3万円以内)で、かと言って穿けないサイズは嫌なのでW34(85cm)前後で、といったワガママな探し方をしていた。
明らかなレプリカ物をオリジナルとして出品している物もあった。
欲を言えばきりが無い。探し続ける事に飽きてきていたワタクシは、隠しリベット、赤タブ両面BIGE、センターオフセットベルトループ色残り40%ぐらいのボロボロのXXに的を絞った。開始価格10,000円。ギリギリまで粘ったが、終了間際にはあっけなく予算オーバーして諦めた。
落札する気マンマンだったワタクシは落胆し、虚ろな眼差しで別の物を探していた。
しばらくしてもの凄い縦落ちを魅せる66前期が目に飛び込んできた。即決価格で1万数千円。ヴィンテージ特有の綺麗な縦落ちをするのが66前期までだと言われているが、ここまで綺麗に縦落ちしている66前期はなかなかないはず。サイズも申し分無い。見つけてから落札のボタンを押すまでに1分かからなかった。本当は55年モデルのオリジナルが良かったが、ギリギリヴィンテージのカテゴリに入る66前期とレプリカであるLVC 50155-0116を比較しながら穿きこみすることにした。
綺麗な縦落ちの66前期が1万数千円で落札できたのは、運が良かったのではなく写真の通り破れがかなり酷いから。写真にはない膝の部分の破れはもっと激しく、全体的に生地が弱っていてこのままでは穿くことができない。
リペア屋に頼むと数万円はかかるだろう。1万数千円で購入した物に数万円出してリペアする気にはならない。
じゃあどうするのか。