【考察】ジーンズの選び方 「選ぶ時の絶対に妥協しない6つのこだわりとその理由」| メンズ Levi's®(リーバイス)1択
ジーンズ(ジーパン)を選ぶ時に妥協しない6つのポイントとその理由
偉そうに語れる程穿いていないし、知識も無いのですが。
ジーンズを選ぶ時のこだわり6点を書き記します。
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【こだわり1】リーバイスのジーンズであること
[写真]リーバイス® 赤タブ
ジーパンと言えば今も昔もLevi's(リーバイス)。
赤タブ、アーキュエイトステッチのないジーパンは考えられない。リーバイス風のジーンズ(=レプリカブランド)も当然NG。ちゃんとした人はやっぱり「リーバイス」を選んで穿いている。リーバイスの501にまつわる逸話
ブランドの個性を主張するために 「ブランド・アイデンティティ」 を掲げたり、 「ブランディング」でイメージをコントロールしたりというのは今や一般的なことだが、それを確立したパイオニア的存在であるのもリーバイス。ウエストの革パッチにあしらわれた「ツーホースマーク」はその代表で、「2頭の馬に引っ張られても破れない」というブランドの個性とイメージを消費者に植え付けた。
引用:KKベストセラーズ メンズジョーカーBLUE 2010年10月(Amazon)
いかにリーバイスの要素が詰まっているかということが高品質か否かの判断基準になっているレプリカブランド。「じゃあ、もうリーバイス穿いちゃえばいいのに」と思うがなぜか多くいるレプリカジーンズ愛好者。
「以外」のジーンズは、色が落ちて、ダメージが出始めた途端に穿かなくなるが、「アーキュエイトステッチ」と「赤タブ」がそこにあるだけでまだまだ穿きたいと思わせてくれる。
「LVC(リーバイス ヴィンテージクロージング)501XX 1955年 モデル」と「ヴィンテージ ジーンズ 」の比較( Youtube動画)
【こだわり2】サイズ(シルエット含む)
太すぎず細すぎず。
最も重要なポイントで最も難しい。下の動画もご覧ください。66モデルのシルエットについて言及しています。リーバイス ヴィンテージジーンズ 501 66前期のシルエットの真実( Youtube動画)
【こだわり3】セルビッジ(耳)付きである
折り返して穿くことはほとんどないが、折り返すとそこにセルビッジが存在していることが重要「脇割り」ではダメ。
脇割
アウトシーム内側の縫製方法のひとつで、生地の端を開いて縫製された部分が、生地が開いているように見えることから名付けられたとされている。英語では、日本語同様にオープンシーム(OPEN SEAM)と呼ばれる。 縫製方法は、シャットル織機で織られた耳付き生地を使用するときの方法と一緒だが、生地端が耳ではなくロックされているのが違いであり特徴。歴史的には、セルビッジデニムの脇割り、ロック生地の脇割り、そしてインターロックへと変遷する。
引用:脇割り|ジーンズ用語辞典
【こだわり4】セルビッジのアタリが綺麗に出ている、出る可能性を秘めている
前項のセルビッジ付きが条件の理由のほとんどはコレにある。
脇割りでは出ないとされている色落ち。ヒゲ、ハチノスに代表される各箇所の色落ちは妥協できるが、この部分の色落ちだけは妥協できない。ヒゲ
ジーンズのモモの付け根周辺に出るはきジワが、はき込む過程で擦れてできるアタリ(筋状の色落ち)のことを指す言葉。形状がヒゲに似ていることに由来する愛称でもある。人為的にこのアタリを再現したユーズド加工の総称をヒゲ加工と呼ぶが、様々なユーズド加工と組み合わせた複合加工による仕上げが多く、その仕上がりは多種多様なので、好みのフィニッシュを選ぶことができる。ちなみに、ヒザの裏に現れるヒゲ状のアタリのことは裏ヒゲとも呼ばれている。
引用:ヒゲ|ジーンズ用語辞典
【こだわり5】全体的なバランス(縦落ち、ダメージ等)
疎ら(まばら)に色落ちしているよりは縦落ちしている方が断然カッコイイ。
ダメージは少ない方がいいが、入り方とバランス次第。あまりにひどいものはコーディネートするうえで難易度があがってしまうので避けがち。縦落ち
ジーンズを穿き込んだ時に、生地表面にタテ筋となって現れるアタリのこと。左綾の方がタテ落ちはしやすいが、経糸と緯糸の織り込みが不完全な、当時のシャットル織り機の技術的な低さが生んだ良き産物といえる。
引用:縦落ち|古着用語辞典
ジーンズの穴(ダメージ)を格安で補修(リペア)する方法「セミセルフリペア」( Youtube動画)
【こだわり6】適正価格であること
上記の条件プラス価格3万円以内という条件で、さらにヴィンテージの中でとなると当然のようにダメージ入りまくりの色が薄めの66前期に行き着いた。本当はもっと色が濃くてダメージも少ないものがよかった。価格にこだわらなければ何とでもなるのだが、そういうわけにもいかない。
タレントの清水圭氏は 『Free&Easyの2004年1月号』 でお気に入りのジーンズ3本を紹介する企画『 MY BEST3 』内でこう語っている。
清水圭氏の場合
確かにヴィンテージに興味はありますよ。旧いジーパンはオーラが出てますから。サイズや程度などを見て値段的に納得したら買うけど、出しても5万までかなぁ。古着はいいモノを安価で手にするのが喜びなわけで、最初からウン十万の値が付けられたジーパンに手をだすのはね・・・。
氏のベスト3のうち1本はLevi'sの66モデルでした。
ジーンズの選び方 まとめ

上記の条件以外にも色(インディゴ)の残り方や裾のチェーンステッチのアタリ、革パッチ、紙パッチの有無など細部にこだわればきりがない。オーラは細部の積み重ねによって決まると言われるが、リーバイスであって、ヒゲ、ハチノスが綺麗に出ていても、セルビッジが閉じた状態でのアタリが出ているようならそれは選ばない。
追求すればキリがないが、価格とのバランスも重要。難しい。
そう考えると、3万円以内で購入可能で好みの年代、シルエットのリジット(未洗い)を1から自分好みのオーラを放つジーパンに育てることができるリーバイスヴィンテージクロージング(LVC)は本当に素晴らしい。
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Title: Re: ジーンズの選び方|Sの「選ぶ時の絶対に妥協しない6つのこだわりとその理由」
Posted by No name
私は基本的にセルビッジのジーンズをリジットから履きますので
色落ちに期待できないジーンズは価格に関係なく選択肢に入りません
育てがいの無いジーンズに何年も費やしたくないということです
つまりリーバイスLVCが幾らであろうと価値は見出せません
リーバイス固有のディティール自体は決して嫌いではないし
できればオリジナルを履きたいという思いもありますので
残念としか言いようがありませんね