コインポケットの稲妻(アタリ、色落ち)の出し方|リゾルトのコインポケットの稲妻に憧れて|Levi's®(リーバイス) LVC 1955年復刻 50155-0116穿き込み #26
ジーンズのコインポケットに稲妻を
セルビッジ部分のアタリを出すことに成功した後も、相変わらずSNS(Twitter、instagram)でリゾルトユーザーが日々アップする写真を追いかけていた。 リゾルトのセルビッジの色落ちが人気の秘訣のひとつであることは間違いなさそうだが、もうひとつ他のレプリカブランドと違う部分があることに気付いた。
contents
- RESOLTE(リゾルト)のコインポケットの稲妻
- リーバイス® 501 66前期(オリジナル)のコインポケットの稲妻
- リーバイス® 501 ビッグE (オリジナル)のコインポケットの稲妻
- リーバイス® 501 XX(1960年代ギャラ無し期)のコインポケットの稲妻
- リーバイス® LVC 501のコインポケット(稲妻無し)
コインポケットの稲妻が走ったかのようなアタリは、ドゥニーム時代から変わらないデザイナー林氏のこだわりなのだとか。
所有するヴィンテージのリーバイス66前期、ビッグEのコインポケットを見てみると確かに捩れて皺ができており、「稲妻」状のアタリが付いていた。
リーバイス® 501 66前期(オリジナル)のコインポケットの稲妻
[写真]リーバイス 66前期(1970年代製)のコインポケット(稲妻あり)
リーバイス® 501 ビッグE (オリジナル)のコインポケットの稲妻
[写真]リーバイス ビッグE(1960年代製)のコインポケット(稲妻あり)
リーバイス® 501 XX (1960年代ギャラ無し期オリジナル)のコインポケットの稲妻
[写真]リーバイス501XXギャラ無し期(1960年代前半製)のコインポケット(稲妻あり)
「さすがは巨匠、目の付け所が違うなあ。」
そう思いながら肝心の「LVC(リーバイスヴィンテージクロージング)501」のコインポケットに目をやると、稲妻どころか捩れもアタリも付いていないまっ平らな状態。過去にジッポライターの跡を付けようと試みたこともあったが、今ではすっかり忘れてしまっている。
リーバイス® LVC 501(復刻)のコインポケット(稲妻無し)
[写真]LVC501のコインポケット(稲妻無し)
じゃあどうするのか。
[写真]リーバイスLVC501XX(2010年代製)のコインポケット(稲妻あり)
※カンターチ(スプレー式洗濯糊)で強制的に捩れを付けた。※「スプレー糊 カンターチ」は2015年春に製造終了
カンターチの代替品「タフターチ」
結果は「意味無し」。
リーバイス® 501 XX (1950年代ギャラ入り期オリジナル)のコインポケットに稲妻無し
[写真]1950年代製(ギャラ入り期)の501XXのコインポケット(稲妻無し)
※コインポケットの稲妻は生地の向きの問題で出る/出ないが変わってくるもので、ヴィンテージだから出るというわけではありません。
> 続き 『リゾルトのボタンフライの色落ちに憧れて|Levi's® LVC 50155-0116穿き込み 27 』 を読む
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