【考察】LVCの大人気モデル 47501のシルエットの秘密|Levi's®(リーバイス) LVC 50155-0116穿き込み -番外編-

47501はヴィンテージオリジナルモデルとは異なるシルエット
デブでもチビでも短足でも、だれでもカッコ良くみえるといわれている魔法のシルエットを持つといわれているモデル。世の中でシルエットが美しいといわれている人気ブランドのジーンズのほとんどは、このモデルを参考にしてつくられているらしい。
(引用:株式会社マガジンハウス POPEYE 2013年9月号)
雑誌 POPEYE 2013年9月号でのLVC 47501の紹介文。
LVC 47501と言えば、ワタクシが現在部屋着として穿いている50155-0116の前に購入したモデル。( Levi's® LVC 47501-0117 穿き込み① )。
購入前にLevi's E-shopの写真で見ると綺麗なシルエットに見えた47501だったが、ファーストウォッシュ後、穿いてみるとワタクシには細すぎるシルエット。サイズを間違えたのではと1インチアップしてみたがどうもしっくりこない。ワタクシにはオシャレ過ぎるシルエットだった。1947年モデルがこんなにタイトフィットだったとは。結局55年モデルの50155-0116を買い直し、今に至っている。
細すぎるシルエットには隠されたエピソードがあった?
しばらくの間「こんな細いシルエット、オリジナルにはないだろう。LVCでこのシルエットを出すようになったか。終わったなwww。」そう思っていた。LVC47501を購入したことすら忘れてしまっていた最近、衝撃の情報が飛び込んできた。
要約すると、シルエットを改造して穿くことが流行った当事の再現をしているのではないかとのこと。
この情報を見てすぐに後悔したんですよね。「終わってないじゃん。」って。
Levi's E-shopのLVC 47501のページ を見ると「フィットは、ストレート レッグのクラシックなスリムフィット」としてはいるが、上記のサイトのようなエピソードの説明はない。一部のマニアを除けば55年モデルと47年モデルの両方をオリジナルに忠実に再現されても見分けが付かない。あえてオリジナルそのままではなく、その当事の文化までをも取り入れてシルエットの違いを出していたのだとすれば「やるなぁLevi's®。」どころの騒ぎではない。
「現代的なシルエットにモデファイされた・・・」等の謳い文句でオリジナルと銘打ったリーバイス風パロディジーンズが氾濫する中、Levi's®が47501のシルエットにまつわるエピソードをあえて語らず販売しているとしたらそれもまたシャレオツだなと。
ファッションアイテムとしてジーパンを取り入れられるようになったら、是非またLVC 47501を手に入れたいと思っている。