【考察】リーバイスの魅力|Sの「ジーンズ」考

なぜワタクシはLevi's®を買ったのか。
先日、Twitter上でこう聞かれました。
「リーバイスの魅力ってなんですか?」
リーバイスリーバイスと喚いて(わめいて)いるワタクシを見て、不思議に思ったのかイラついたのか。
正直、戸惑いました。140文字では伝えきれない・・・。や自分でもよくわかっていないんですよね。
「リーバイスを選んだ理由、そう言えばなんなのかなあ」と。
今の時代、リーバイス以外を選ぶ人の方が圧倒的に多く、数千円で買うことができるジーンズ、リーバイスよりもシルエットも豊富で色落ちも良いとされているジーンズ、その選択肢はごまんとある。
リーバイス以外のジーンズにも興味はあるんですよ。
むしろ毎日チェックしているブログやSNS等の写真の主はリーバイス以外を穿いている人がほとんど。
リーバイスを穿いている人はほとんどいない。
LVC(Levi's Vintage Clothing®)を買う前に考えました。人生最後の1本にデッドストックのヴィンテージのリーバイスを買って育てていこうかと。
でもすぐ気付いたんですよね。「そんなところにお金かけてる余裕、ないじゃん」って。
低価格で色落ちもいいレプリカが山程あり、リーバイスの復刻物の評判が良くないことは知っていました。
そうなった時に、ワタクシが求めているのは“リーバイス以外のジーンズ”なんじゃないかと。
実際に買う前に“候補に挙がったリスト”には
リーバイスのパロディを作るブランド、所謂レプリカブランドで言えばフルカウント、ウェアハウスからリゾルトまで。
さらにここにユニクロや無印の低価格帯ジーンズ、
A.P.C.等のデザイナーズブランドに無名の職人さんが作るプロダクトまでが加わりました。
このリストの中から欲しいモノを買おうと。
リーバイス以外でとなると、どれもこれもワタクシの中ではフラットでした。
ところが、これまである意味何でも“イイネ”ボタンを押してしまっていたはずのワタクシが、いざジーンズを買うぞとなった時に
イイネと思っていたハズのジーンズを買うことはなく、やっぱりリーバイスでとなってしまった。
「リーバイスみたいな縦落ちだなあ」というリーバイス風オリジナル(パロディ)ジーンズや、
「リーバイスみたいなステッチだなあ」というリーバイス風オリジナル(パロディ)ジーンズは自分が穿くとなると、やっぱり興味が湧かない。
(個人の趣味にケチをつける気は毛頭ありませんのでご了承ください)
バックポケットのステッチが好き。赤タブが好き。というのもあります。
現代の技術を以てしても、どのブランドも、リーバイスですら再現しきれていない偶然の産物であると言われているヴィンテージの色落ちにも憧れる。
で最新版のLVCの色落ちはどうなのかと結局リーバイスを購入したというわけなんですよ。
ま穿きこなすことができずに部屋でしか穿いていないんですけどね(半泣)。
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