【メンテナンス】コロニルの山羊毛ブラシ1909ファインポリッシュブラシは本当に良いブラシなのか?

コロニル1901 ファインポリッシュブラシ(山羊毛)は本当に良いブラシなのか?
ブログでは取り上げていませんでしたが、実は2015年の夏頃、約1年前から靴磨きの仕上げ用としてコロニルの山羊毛ブラシを使っています。
しっとりと濡れたような艶を出したい
山羊毛ブラシの存在はずっと気になっていましたが、豚毛ブラシとから拭きで得られる艶で満足していることと、価格が高いということを理由に手を出さずに(出せずに)いました。
ワタクシは、ほとんど鏡面磨きをすることがないのですが、しっとりと濡れたような艶を出したい。そう思うようになりました。
あのディアマント(現:シュプリームクリームデラックス)を製造販売していた(している)コロニルのブラシなのだから絶対に良いブラシに違いない。
靴磨きは日課であり、良いブラシであれば時間短縮にもなるはず。すぐに元は取れる。何より濡れたような艶を出してみたい。
フワッフワの柔らかい毛の山羊毛ブラシ
価格は2,800円+税。ちょっと高いですが思い切って購入しました。
思わず頬ずりしたくなるような、フワッフワの柔らかい毛が売りの山羊毛ブラシ。きっともの凄い艶が出るに違いない。
がしかし。
購入してから1か月くらいは、何の為に使っているかわからないくらい無意味な存在でした。
それどころか、ひととおりの工程が終わっていい感じに艶が出たところで最後の仕上げに山羊毛ブラシ。マニュアル通りの使い方をすると、豚毛ブラシとから拭きで出た、いい感じの艶が消えました。
毎日使い続けた結果

それでも毎日使い続け、1か月経過した頃から、いつも通り仕上げにファインポリッシュブラシをかけると、見たことが無いくらいに全体が輝くようになりました。「濡れたような」という表現がぴったりの艶です。
確かなことは言えませんが、毛の一本一本にクリームの成分(蝋)が付着したことが突然艶が出始めた原因だと思います。
購入直後はフワッフワだった手触りもガサガサとまではいきませんが、若干硬くなりました。
濡れたような艶が簡単に出せるので、一足にかける靴磨きの時間も短縮されたような気がします。(測っていないので実際は不明)
コロニル1901 ファインポリッシュブラシ(山羊毛)は本当に良いブラシだ
コロニルのファインポリッシュ(山羊毛)ブラシは、靴磨きの工程で無くても良いけど、あると確実にワンランク上の仕上がりになる本当に良いブラシです。
これまで靴の手入れに使ってきたブラシは馬毛、豚毛のみでしたが、どちらの用途とも違う、今となってはワタクシにとって無くてはならない必需品です。