【メンテナンス】コロニルの山羊毛革靴用ブラシ「1909ファインポリッシュブラシ」使用1年 レビュー
[写真]コロニル ファインポリッシュブラシ(山羊毛 )
コロニル1909 ファインポリッシュブラシ(山羊毛 革靴用)は本当に良いブラシなのか?
ブログでは取り上げていませんでしたが、実は2015年の夏頃、約1年前から靴磨きの仕上げ用としてコロニルの山羊毛ブラシを使っています。
山羊毛ブラシを使うと、ハイシャイン(鏡面磨き)をした後にブラシの跡を残すことなく、曇りのない鏡面を創ることができるのと、しっとりと濡れたような艶が出せるとのこと。
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よりしっとりと濡れたような艶を出したい
山羊毛ブラシの存在はずっと気になっていましたが、「豚毛ブラシ」と「から拭き」で得られる艶で満足していることと、価格が高いということを理由に手を出さずに(出せずに)いました。
「豚毛ブラシ」と「から拭き」でもある程度の濡れたような艶は出せるのですが、靴磨き屋さんのブログには「本当に濡れているかのような艶」の革靴の写真が掲載されています。
あのディアマント(現:シュプリームクリームデラックス)を製造販売していた(している)コロニルのブラシなのだから絶対に良いブラシに違いない。
靴磨きは日課であり、良いブラシであれば時間短縮にもなるはず。すぐに元は取れる。何より濡れたような艶を出してみたい。
[写真]コロニル ファインポリッシュブラシ(Amazon)
山羊毛ブラシを使うと艶が消える
価格は2,800円+税。ちょっと高いですが思い切って購入しました。(コロニル 1909 ファインポリッシングブラシ|Amazon)
思わず頬ずりしたくなるような、フワッフワの柔らかい毛が売りの山羊毛ブラシ。きっともの凄い艶が出るに違いない。
がしかし。
購入してから1か月くらいは、何の為に使っているかわからないくらい無意味な存在でした。
それどころか、一通りの工程が終わっていい感じに艶が出たところで最後の仕上げに山羊毛ブラシを使うと、「豚毛ブラシ」と「から拭き」で出た、いい感じの艶が消えました。
コロニル ファインポリッシュブラシを毎日使い続けた結果
それでも毎日使い続け、1か月経過した頃から、いつも通り仕上げにファインポリッシュブラシをかけると、見たことが無いくらいに全体が輝くようになりました。「濡れたような」という表現がぴったりの艶です。
確かなことは言えませんが、毛の一本一本にクリームの成分(蝋)が付着したことが突然艶が出始めた原因だと思います。
購入直後はフワッフワだった手触りもガサガサとまではいきませんが、若干硬くなりました。
濡れたような艶が簡単に出せるので、一足にかける靴磨きの時間も短縮されたような気がします。(測っていないので実際は不明)
コロニル1909 ファインポリッシュブラシ(山羊毛)は本当に良いブラシだ
コロニルのファインポリッシュ(山羊毛)ブラシは、靴磨きの工程で無くても良いけど、あると確実にワンランク上の仕上がりになる本当に良いブラシです。
これまで靴の手入れに使ってきたブラシは馬毛ブラシ(埃落とし用)、豚毛ブラシ(クリーム馴染ませ用)のみでしたが、どちらの用途とも違う、今となっては無くてはならない靴磨きの仕上げのブラシとして必需品になりました。
現状の靴磨きに満足している方であっても、「コロニル 1909ファインポリッシュブラシ(Amazon)」は使ってみる価値があるブラシだと思います。
> 続き「REDECKER(レデッカー)の山羊毛ブラシ」が「コロニルファインポリッシュブラシ」の2倍以上だった
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