【リペア】カウンターライニング(内側踵部分)の破れをリペア|革靴 チャーチ コンサル腰裏(すべり革)修理

カウンターライニング(腰裏、すべり革)のリペア
購入から約6年が経過したチャーチ コンサル。
右足のカウンターライニング(踵内側の革)に穴が空いていたので修理してもらいました。
まず初めに依頼したのは自宅から徒歩5分のところにある、靴修理だけでなく鞄や傘の修理、時計の電池交換、合鍵、表札の作成まで取り扱っている何でも系修理屋。(実店舗名は控えます。以下:PO社)
PO社での仕上がりに納得出来なかった為、いつもお願いしているシューリペアショップの「RESH.」でやり直して貰うことになってしまいました。
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カウンターライニングリペア前の写真
ライニングを交換するのではなく、上から革を貼って穴を隠すという方法。
PO社では貼る革は牛革ではなく豚革(ピッグスキン)。履き心地に支障が出ないように薄く、かつ摩擦に強い豚革を使っているとの説明がありました。
穴が空いていたのは右足だけなのですが、見た目のことを考え両足リペアしてもらいました。
修理前

[写真]修理前 両足

[写真]修理前 右足

[写真]修理前 左足
PO社での修理後

[写真]PO社での修理後 両足

[写真]PO社での修理後 右足

[写真]PO社での修理後 左足
違和感ありすぎ。
別日にRESH.に持ち込んでやり直しをしてもらいました。
RESH.での修理後(やり直し後)

[写真]RESH.での修理後 両足

[写真]RESH.での修理後 右足

[写真]RESH.での修理後 左足

[写真]RESH.での修理後 右足継ぎ目
カウンターライニング(腰裏、滑り革)リペア後の履き心地

[写真]踵内側に1.5mm~2mm程度の厚み
写真の通り厚さ1.5mm~2mm程度の革を貼るので若干、サイズ感は変わります。(きつくなる)
足に馴染みきってほんの少し緩くなっていたところだったので、理想のフィット感に戻ってラッキーでした。意図していませんでしたがカウンターライニングのリペアをすることで履き心地が改善されました。
カウンターライニング(腰裏)のリペア価格と期間

[写真]RESH. 腰ウラ(カウンターライニング)修理 両足 3,600円
価格はPO社が両足で3,500円(税抜)、RESH.が3,600円(税抜)でした。(RESH.は片足のみでも対応可)
修理期間については、両社とも半日程度で対応して貰えました。
まとめ
今回初めに依頼した店舗(PO社)には過去に「ハーフラバー」、「トップリフトの交換」を依頼したことがありました。仕上がりに問題なく、低価格である為、(自宅から近いこともあり)依頼したのですが、仕上がりを見て絶句。見た目の違和感だけでなく、革を織り込んで出来た段差を感じ、履き心地の違和感もありました。
結局、いつも修理をお願いしているRESH.にやり直しをお願いすることにしました。
RESH.の修理の仕上がりは写真の通り完璧です。革の色のチョイスだけでなく、貼った革の継ぎ目となる部分を漉い段差を無くしています。修理にかかる価格はほぼ同じなのに仕上がりのレベルが雲泥の差でした。
修理内容によって依頼する店舗も変える必要があるということを学びました。手間も支払金額も倍かかってしまいましたが、勉強になりました。
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Title : Re: 【リペア】カウンターライニング(内側踵部分)の破れをリペア|革靴 チャーチ コンサル腰裏(すべり革)修理
Posted by 革靴素人
2店舗でリペアして手間はかかったようですが、見た目も良くなりサイズ調整まで出来て一石二鳥ですね。
サイズ調整はタンパッド、インソールだけじゃないということが分かりました。どこかのYouTuberと違い革靴を使い倒していらっしゃるので勉強になります。
YouTubeやらないんですか?