ユニオンワークス オリジナル 「UNION SHOECREAM」 レビュー|オススメの黒靴クリーム
「どのクリームよりも黒くなる」UNION WORKS オリジナル乳化性クリームを購入
久々にシューケアアイテムを購入しました。
購入したのはシューリペア界の雄「UNION WORKS(ユニオンワークス)」のオリジナルの靴クリーム「UNION SHOECREAM(ユニオンシュークリーム)」です。
contents
ユニオンワークス公式Instagramの投稿がきっかけで購入
購入のきっかけはユニオンワークスさんの公式Instagramの投稿でした。
2つ目のInstagram「パラブーツ シャンボード」の異様な黒さに思わずコメントしてしましました。
ユニオンワークス オリジナルクリーム「UNION SHOECREAM」の特徴
- どの靴クリームよりも「黒」く仕上がる
- 乳化性
- UW店舗のみで販売
「黒よりも黒く、どのクリームよりも黒く染まる」というのが特徴で、補色力、保革力に優れ、革に必要な油分、水分がしっかり入っており、柔らかくなり過ぎず上品な艶感に仕上がるのだそう。自社での作業用(※)に製造したとのことで一般的な市販の靴クリームと比べると若干扱いにくく、靴磨きに慣れた人にしか譲らないとのこと。(※リペア作業の際の仕上げ用と推測)
[写真] UNIONWORKS ブログより引用
(左からM.モゥブレイ、サフィール、ユニオンワークス)
上の写真の通り「M.モゥブレイのシュークリームジャー」、「サフィールノワール クレム1925」の「黒」よりも明らかに「黒い」。
所有する靴のほとんどは黒色で、色抜けを楽しむような履き方をすることはなく、黒ければ黒い程よく、「混じりっけなしの黒」を理想としています。
多くの靴クリームが販売されている中で、長年(5年以上)、「イングリッシュギルド ビーズリッチクリーム」のブラック(黒)を使っています。他のクリームと比べて黒色が濃い感覚があり、仕上がりも早い。これ以上のものは無いと思っていましたが、
「どのクリームよりも黒くなる」UW オリジナルクリーム「UNION SHOECREAM」の黒さを確認すべく購入に至りました。
商品に同封されていた『 取り扱い説明書 』には、使用方法の他にクリームを塗布する際にラバーグローブやブラシを必ず使うように等の注意書きが記載されています。クリームを指で塗る職人気質な人には向かないかもしれません。
「UNION SHOECREAM」の商品情報(成分等)
商品情報は以下の通り。
- タイプ:乳化性
- 成分:高級ワックス、水、油脂、有機溶剤
- 販売元:㈱ユニオンワークス
- 製造元:ライオン靴クリーム本舗 ㈱谷口化学工業所
容量
UW ユニオンシュークリームの容量は70ml。
EG ビーズリッチクリームは120ml。
価格
価格は3,000円(税抜、送料別途)
イングリッシュギルド ビーズリッチクリームは2,000円(税抜)
1mlあたりに換算するとUWユニオンシュークリーム「42.85円」、EGビーズリッチクリーム「16.66円」
購入方法
発売開始当初は店頭のみでの販売しか実施されておらず、ユニオンワークス公式InstagramへDMで問い合わせをし特別に購入手続きをしていただきました。※現在は公式HPで通常購入できるようです。
「UNION SHOECREAM」と「イングリッシュギルド ビーズリッチクリーム」の比較
[写真]同量のクリームを紙に塗り、色の濃さを比較
「どのクリームよりも黒くなる」を検証する為、「イングリッシュギルド ビーズリッチクリーム」と比較してみました。
紙に塗った状態でも「イングリッシュギルド ビーズリッチクリーム」の黒よりも濃いのがわかります。
次に実際に靴に使用して比較してみました。
比較に使用する靴は、10年程度使用している「クロケット&ジョーンズ コノート」。
クリームを落としてすっぴん状態にした後、左足に「UW ユニオンシュークリーム」を、右足に「EG ビーズリッチクリーム」を塗って5分後にブラッシングして布で乾拭き。
UNION WORKS(ユニオンワークス)オリジナル靴クリーム「UNION CREAM(ユニオンクリーム)」の使用感等(Youtube動画)
クロケット&ジョーンズ コノート すっぴんの状態
[写真]クリームを除去した(すっぴん)状態①
[写真]クリームを除去した(すっぴん)状態②
クリームの塗布
[写真]ペネトレイトブラシを使ってクリームを塗布
ペネトレイトブラシを使用してクリームを塗布しました。(ダイソーのシェービングブラシを加工して作ったペネトレイトブラシ、未だに使っています)
より正確な検証を行う為、クリームごとに使うブラシを分けました。
クリーム仕上げ後
[写真]左:ユニオンシュークリーム使用 右:ビーズリッチクリーム使用
[写真]左:ユニオンシュークリーム使用 右:ビーズリッチクリーム使用
UW ユニオンシュークリーム使用
[写真]UW ユニオンシュークリーム
EGビーズリッチクリーム使用
[写真]ビーズリッチクリーム使用
使用感と仕上がり
すっぴんの状態はひどいものでしたが、両足ともに綺麗に仕上がりました。
UNION SHOECREAM は特に扱いづらいということはなく、柔らかいクリームで延びがよく、5分間の乾燥後のブラッシング時にひっかかりもありませんでした。
仕上がりについてですが、黒色の濃さではUNION SHOECREAM の方が圧倒的に優れていました。と言いたいところでしたが・・・。
現物目視ではUNION SHOECREAM の方が明らかに(黒が)濃いのですが、写真ではほぼわからないと思います(汗)。1回、2回ではなく使い続けることで、より違いが現れてくるのは間違いないと思います。
「どのクリームよりも黒くなる」は本当だった
各メーカーから数えきれない程の種類の靴クリームが販売されており、加えて最近は「靴磨き職人」が関わったとされるオリジナルの高級クリームも販売されています。価格は高いが、それぞれどのような特徴があるのかが不明でどれを選べばよいかわからない状態。どれを使っても同じなのではないかとすら思って、新商品の購入をしばらく控えていました。
- The CREAM(ザ・クリーム) 3,300円(税込)|Brigt H(ブリフトアッシュ)
- SHOEBOYS SHINE CREAM 2,800円(税込)|SHOEBOYS(シューボーイズ)
- TWTG CREAM 2,530円(税込)|THE WAY THINGS GO(ザウェイシングスゴー)
すべてのクリームを使ったことがあるわけではないですが、ユニオンワークスオリジナルクリーム「UNION SHOECREAM 」の明確な特徴である「どのクリームよりも黒い」は恐らく真実で、これ以上ないだろうという程に黒く仕上がりました。光沢についてもギラつくような光沢ではなく奥底から湧いてくるような上品な光沢という印象。
黒靴を愛用している人で、黒い靴を黒いままで履きたい(より深い黒色に育てたい)人なら絶対に買うべき靴クリームです。
関連記事
Post a Comment.
Title: ニックさん>
Posted by S
UNIONWORKS、インスタのDMで問い合わせ後に購入させていただきました。
Title: Re: ユニオンワークス オリジナル 靴クリーム「UNION SHOECREAM」レビュー
Posted by ニック
これは欲しいですね。
どこで買えるんですか?