【簡単】スタンスミスのスニーカーのソールを黄ばませる「ヴィンテージカスタム(加工)」
[写真]右:ヴィンテージ加工後のアディダス スタンスミス
買ったけど数回しか履いていないアディダス スタンスミスをヴィンテージカスタム
2017年の夏に購入後、4年間ほぼ履いていない「アディダス スタンスミス」のスニーカー。 当時はガンガンに履くつもりで購入したのですが、4年で10回程度しか履けていません。2年程前、気分を変える為にシューレースを交換したのですが、結局その後も全く履かず。
「スニーカーのヴィンテージカスタム(加工)」に挑戦してみることにしました。
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YouTube、Instagramで人気の「スニーカーのヴィンテージカスタム」に挑戦
[写真]ヴィンテージ加工前のアディダス スタンスミス
このまま眠らせておくのはもったいない。ずっと履き始めるきっかけを探していました。
先日、SNS界隈で、スニーカーの「ヴィンテージカスタム」というものが流行っているという情報を掴み、購入後、全く履けていない「スタンスミス」でやってみることにしました。
スニーカーのヴィンテージカスタム(加工)とは
「スニーカーのヴィンテージカスタム(加工)」とは、「ネオ・ヴィンテージ加工」とも呼ばれ、新品のスニーカーに手を加え、ヴィンテージのスニーカーのような見た目、風合いに加工するというもの。ソールやアッパーの表面にまるで経年変化でそうなったかのように、黄色や茶色等の染料やペンキで着色。アッパーにヤスリで傷を入れたりするものもあるようです。
多くはDIYでやっているようですが、中には「ヴィンテージカスタムを請け負う業者」もおり、高度な技術を持つ人気の「ヴィンテージカスタム職人」の方もいるようです。 その仕上がりは写真で見る限りでは本物のヴィンテージスニーカーそのもの。もはやアートの領域です。
イメージは80年代の「オリジナル デッドストックのスタンスミス」
YouTubeの動画では、アッパーのステッチ(糸)やナイキのスウォッシュの部分、履き口のスレまで経年変化をしたような着色や加工をしているものもありましたが、そこまでやると失敗しそうな気がしたので、ソールの部分のみ着色することにしました。目指すは80年代のデッドストックのスタンスミス。
ソールが経年で焼けて黄色くなっていても、デッドストック(ヴィンテージストック)なのでアッパーは綺麗な状態。この雰囲気をイメージしました。
ヴィンテージカスタムの方法
家にあるものでできないかと考えて思いついたのが「靴クリーム」。 靴クリームなら簡単には落ちないし、飽きたり失敗した場合でもクリーナーを使えば綺麗に落とせる。 「サフィールノワールのクレム1925(高級靴クリーム)」のブラウン(No.4)があったので試しに塗ってみましたが、茶色が濃すぎてNG。
「薄い茶色」か「黄色」で迷って購入したのは、ブートブラックのFAWN(フォーン)という茶色と黄色の中間のような色(写真右)。
[写真]左:サフィール ノワールクレム(濃茶) 右:ブートブラック(FAWN)
[写真]FAWN(茶色と黄色の中間色)を使用
ヴィンテージカスタムに使ったもの
- 靴クリーム(ブートブラック FAWNカラー)
- 歯ブラシ
- タオル
- ウェットティッシュ(アルコール除菌タイプ)
靴クリーム(ブートブラック)FAWN(フォーン)カラー
手順
- 靴クリームを歯ブラシで塗る
- 10分程度乾燥させる
- 乾いたタオルでから拭き
- ウェットティッシュで拭き取り&馴染ませる
【手順1】靴クリームを歯ブラシで薄く塗る
使い古した歯ブラシで靴クリームをソールに塗りました。
乾いてからウェットティッシュで拭き取るのでアッパーについても気にせずに進めました。【手順2】10分程度乾燥させる
適切な乾燥時間がわからなかったので、靴磨き(革靴)時のクリーム塗布後の乾燥時間と同じくらいの時間乾燥させました。
【手順3】乾いたタオルで「から拭き」
乾いたタオルで塗ったクリームをすべて拭き取るような感覚で強めに「から拭き」をしました。
【手順4】ウェットティッシュで拭き取る
[写真]ウェットティッシュで拭き取る前
[写真]ウェットティッシュで拭き取った後
ウェットティッシュを使って、アッパーに付着してしまった「クリームを拭き取り」ながら「塗りすぎてしまった部分を馴染ませる作業」を行いました。アルコールを含むタイプなのでアッパーに付いたクリームも綺麗に除去できました。
ヴィンテージカスタムBefore After
[写真左]カスタム前
[写真右]カスタム後
[写真左]カスタム前
[写真右]カスタム後
ヴィンテージカスタム完成後
目標としていた焼けた風のソールに仕上がり、ヴィンテージのデッドストック品のような雰囲気が出せました。靴クリームの色のチョイス(FAWNカラー)も間違っていなかったようです。
スニーカーのソールを黄ばませる「ヴィンテージカスタム(加工)」まとめ

[写真]左:NIKE AIR JORDANⅠ 右:NIKE DUNK
オリジナル(本物)のヴィンテージスニーカーは価格の面で手が出せず(骨董品レベルの価格)、がんばって手に入れたとしても気軽に履くことは絶対にできません。数十年前のモデルであればソールの加水分解の可能性があったり、アッパーの状態も良くない場合が多いはず。自分の足に合ったサイズのものを見つけ出すのも困難というよりほぼ不可能。
復刻品をヴィンテージライクにカスタムした「ヴィンテージカスタムスニーカー」なら、好きなモデルの好きな色、
- ジョーダンⅠのブルズカラー
- ダンクの青×黄(MICHIGAN大学カラー)
等、憧れだったヴィンテージスニーカーの雰囲気そのままに自分のサイズでファッションアイテムとして普段履きが可能。
下の写真(右側)はそれぞれ、「コンバースワンスター」、「ナイキ ダンク(青×黒)」、「ニューバランス 991(ジョブズも愛用)」をPhotoShopで加工してソールだけを黄ばませた写真ですが、それだけでヴィンテージ感が出て雰囲気が変わることが分かります。
コンバース ワンスター

[写真]左:新品(未加工) 右:新品ヴィンテージ加工(Photoshop)|Amazon
ナイキ エアジョーダンⅠ(青×黒)

[写真]左:新品(未加工) 右:新品ヴィンテージ加工(Photoshop)|Amazon
ニューバランス 991(スティーブ・ジョブズ愛用モデル)

[写真]左:新品(未加工) 右:新品ヴィンテージ加工(Photoshop)|Amazon
プーマ スウェード

[写真]左:新品(未加工) 右:新品ヴィンテージ加工(Photoshop)|Amazon
ナイキ ブレザー

[写真]左:新品(未加工) 右:新品ヴィンテージ加工(Photoshop)|Amazon
スニーカー ヴィンテージ加工後のイメージ写真の作り方( Youtube動画)
スニーカーに興味が無い革靴愛好家の方、ヴィンテージカスタムをきっかけにスニーカーの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。靴クリームの取り扱いに慣れている方であれば、簡単にヴィンテージカスタムが可能です。より簡単に着色することができるヴィンテージカスタム専用のペンタイプのものや、黄色のマッキー(マジックペン)を使う方法もあるようです。
自己責任でお願いします。
スニーカーのヴィンテージカスタム( Youtube動画)
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Title: Re: スタンスミスのスニーカーをヴィンテージカスタム(加工)|アディダス
Posted by T
買って履かないとかブツ欲日記のMと同じですね。
なんで買ったのですか??
Title: Re: スタンスミスのスニーカーをヴィンテージカスタム|adidas(アディダス) STAN SMITH
Posted by ニック
シューレースが真っ白なのはおかしいです。ソールが焼けているならシューレースもそれなりに変色してないと違和感あります。
ご検討ください。