ウールキルティングジャケット ラベンハム デンストン 着用3年レビュー|ウールとポリエステル素材の違い等
LAVENHAM(ラベンハム) DENSTON(デンストン)ウール 着用3年レビュー
ラベンハムのポリエステル素材のキルティングジャケット「DENSTON(デンストン)」を使い倒して(5年程度)廃棄した後、すぐに同じDENSTONのウールVer.を購入しました。3年程度着用しています。
ポリエステル5年、ウール3年程度着用して感じたそれぞれのメリット、デメリットを記します。キルティングジャケットを購入するにあたり、「ポリエステル」と「ウール」のどちらを購入するべきか迷っている方へほんの少しでも参考になれば幸いです。
contents
ポリエステルのキルティングジャケットと比べた場合のウールのキルティングジャケットのメリットとデメリット
ウールのメリット
- ポリエステルより暖かい(真冬でもギリギリ着用可能)
- ポリエステルより皺になりにくい(耐久性も高い)
- ポリエステルより(見た目)若干フォーマルよりになる
- ポリエステルより高級感がある
ウールのデメリット
- ポリエステルより重い(重量)
- ポリエステルより高い(価格)
「ウール」は「ポリエステル」より暖かいが、若干重い
[写真]※現在の輸入代理店はヒットユニオン㈱
キルティングジャケットの1番のメリットは気軽に着ることができるということ。 要アウターシーズ突入後、初めに使うアウターとしてキルティングジャケットは最適です。この点はポリエステルでもウールでも変わりありません。
中に何を着るかにもよりますが、ウールの防寒性は高いので、要アウターシーズンの10月中旬くらいから真冬の1月~2月でも着用が可能です。ポリエステルと比べると若干重いですが、脱いでも邪魔にならない軽さではありますので重さ基準で選ぶ必要は無いと思います。
「ウール」は「ポリエステル」より皺になりにくく、耐久性も高い
[写真]長時間着用後の背中の皺(ウール)
ポリエステルキルティングを使っていて最も気になったのが、背中の皺。電車やバス、車の運転等で長時間、「背もたれ」を使った状態で着用していると、大きな皺が入っていました。アイロンのスチームを当てて伸ばすことはできていましたが、ウールキルティングは皺がほとんど入りません。
また、ポリエステル素材は5年程度着用した結果、袖や肘の部分が薄くなり中の詰め物が見えている状態になったこと、何かに引っ掛けて複数個所伝線してしまったことを理由に廃棄することになりましたが、ウールキルティングは3年時点ではありますが、目に見える劣化はしていません。ポリエステル素材とウール素材とを比べるとウール素材の方が生地が厚く、耐久性も高いのではないかと考えています。
ポリエステルキルティングの袖
[写真]ポリエステルキルティングの擦り切れた袖口
ポリエステルキルティングの伝線
[写真]ポリエステルキルティングの伝線
「ウール」は「ポリエステル」より高級感があり、ポリエステルより若干フォーマルよりな見た目
[写真]ウールキルティングの生地感
本来はどちらもカジュアルなデザインではありますが、ビジネススタイルの時でもキルティングジャケットを着用している人は多く、ポリエステルでもウールでもビジネス/カジュアルどちらでも対応が可能なジャケットです。
一般的にもポリエステルに比べるとウール素材の方がフォーマルとされています。前述の皺が入りにくいということもフォーマルな印象を持つ一つの要因となっています。ブラックやダークグレー、ネイビー等の色であればよりフォーマルな印象は強くなります。
フォーマル度の解説|素材
ウールは独特のハリやしなやかさ、シルクは上品な光沢がフォーマル度を高める要素となります。
化学繊維は近年めざましい発展を遂げており、天然素材と見分けがつかないものもあります。 「ウール見え」「シルク見え」するポリエステル素材は、化学繊維でもフォーマル度を高く見せる素材といえますが、 スポーツウェアなどにも使用されるナイロン素材などの独特のツヤやしわはカジュアル感を与えることが多く、 フォーマル度を下げる可能性があります。
「ウール」は「ポリエステル」より価格が高い
ウール素材で69,300円、ポリエステル素材で57,200円とウール素材の方が高い価格が設定されています。
LAVENHAM(ラベンハム)|日本公式サイト
耐久性、汎用性、着用時期も長い「ウール素材」がオススメ
ウールのデメリットは若干重いことと、価格が高いこと。その他はウールの方が優れており、個人的にオススメはウール素材。ポリエステル、ウールどちらも使う場面が多い汎用性が高く長く使えるジャケットだと思いますので、セール等を利用して購入してみてはいかがでしょうか。
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