バックポケットのアーキュエイトステッチを抜いた|Levi's®(リーバイス) LVC 50155-0116 1955年復刻 ジーンズ穿き込み #48
[写真]501XX(オリジナル) バックポケット アーキュエイトステッチ
LVC(リーバイスヴィンテージクロージング)のアーキュエイトステッチを抜く
先日入手した501XXオリジナル(紙パッチギャラ無し)。バックポケットを見てみるとリーバイスのアイコン的存在である「アーキュエイトステッチ」のほとんどが抜けてしまっています。
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オリジナル(ヴィンテージ)のアーキュエイトステッチは「綿」素材
オリジナルの「501XX」のアーキュエイトステッチの素材は「綿」で、切れやすく抜けてしまっているものがほとんどなのだそう。色落ちしているのに「アーキュエイトステッチが抜けていない」=「レプリカ」であるという見方をする人もいるのだとか。
> 【リーバイス501】朽ちてゆく美【リー101】 | 5zero1xx.com
レプリカ(LVC)のアーキュエイトステッチは「綿」素材ではない?
[写真]左:オリジナル 右:LVC(レプリカ)
2012年製(米国製)のLVCのバックポケットを見てみると、一部抜けているところはあるものの、ほぼ抜けずに残っています。よりオリジナルに近づける為に、アーキュエイトステッチを抜いてみました。
[写真]501XX(オリジナル) のアーキュエイトステッチ
(入手した)オリジナルに忠実に、
- 右ポケット 右端1cm残し
- 左ポケット 左端上段のみ1cm残し
で作業を行いました。動画をご覧ください。
【動画】LVC501 1955モデルのアーキュエイトステッチを抜いて燃やした(Youtube動画)
[動画]Youtube
レプリカ(LVC 2012年 米国製)のアーキュエイトステッチは「綿」素材ではない
抜いた糸を燃やしてみたのですが、燃え方からしてやはりLVCのアーキュエイトステッチの素材は「綿」ではないことは明らか。下記のサイトによると綿は燃えたあと、柔らかく灰色になるそうですが、「硬く黒い球」のような燃え殻になりました。「ポリエステル」あたりの素材が混じっているのかもしれません。
[写真]LVC(レプリカ)アーキュエイトステッチの燃え殻
ブランドのアイコン的な部分なので、当時の再現とはならないが、簡単に抜けてしまわないように意図的に「綿」以外を使ったのかもしれないし、そこまで考えていないかもしれません。
アーキュエイトステッチを抜くとヴィンテージライクな見た目に
[写真]左:オリジナル 右:LVC(レプリカ)
2012年製(米国製)のLVCのバックポケットアーキュエイトステッチはオリジナルとは違い、「綿」素材ではありませんでしたが、糸を抜いたことでよりオリジナル(ヴィンテージ)ライクな見た目になりました。
[写真]左:Before 右:After
(もう少し早いタイミングでこの作業をした方が良かったのかもしれません。糸があった部分の色が濃い為に若干の違和感があります。)
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